人知れずPMS(月経前症候群)に苦しむ女性は、とても多いです。
若い女性の中には、自身がPMSと気づかずに苦しんでいる女性も、とても多いです。
今回は、年齢も職業もバラバラの3人の女性にPMSの辛さと、苦い思い出など体験談を聞いてきたのでまとめてみようと思います。
彼女や奥さんの理解できないヒステリックや気分の浮き沈みなどにお悩みの男性にもぜひ読んでほしいお話です。
※リアルな声なので、ちょっとヘビーな内容も含みます。
「PMSの時期は別れたい魔になっちゃう」23歳 大学院生 Mちゃんの場合

20歳を過ぎた頃から、生理前になると主に胸のハリが強く出るようになりました。あまりに胸が痛むので、乳がんを疑って初めて婦人科にも足をはこびました。結果としてはホルモンバランスの乱れということで、とても痛いお注射を打たれて終わり。胸の痛みは以来少し緩和した気がします。だけど、気持ちの乱高下は改善されず。
生理前はちょっとしたことでイライラしてしまうし、体もだるいし、彼氏とかにも触って欲しくないというか。生理前はすぐ「別れたい」って言っちゃうのでそろそろ彼氏に愛想つかされそう・・・ほんとそんな自分がイヤなんですけどね・・・
でも、それは異性に対してだけじゃなくで。同性の友達に対しても同じで、お酒飲んだ勢いで友達にひどいこと言っちゃったり、SNSに過激な投稿して失敗しちゃうのも大体このPMSの時期ですねぇ・・・翌日すごい自己嫌悪に陥ります。
最近は、自制のきかないPMSの時期はお酒の誘いは断っています。
「ひどい鬱状態に」29歳 シングルマザー Kさんの場合

出産を境に、PMS時期のメンタルの揺らぎみたいなものが酷くなった気がします。
普段はまったく平気なのですが、PMSの時期に入ると、急に鬱っぽくなっちゃうんですよね。
見かける人、話す人みんなにイライラするし、ひどいときとかは、特別な理由が無いのに消えてしまいたくなっちゃうほど・・・。子育てのこととかで不安症みたいな感じにもなって、やたら検索魔になったりもします。
今は、生理管理アプリでPMSの時期が把握できるので、妙に最近鬱々してるなと思ったらカレンダーとにらめっこして、「あ、PMSのせいか」って納得して、極力意識して他人と関わらないようにしています。
この時期に人に会うとトラブル事が多いので細心の注意をはらっています。
あ、でも、テレビCMでやってる命の母ホワイト飲み始めてからだいぶ改善されました(笑)
「異常な眠気と、ヒステリーで育児が大変に」43歳 既婚 子アリ Mさんの場合

もともとPMSの症状はあったのですが、40歳超えたあたりから一段とひどくなりました。
更年期が早めに来たのかなぁと思い悩んでみたり。
具体的には、排卵日以降になると、まず微熱が続き、体がだるくなりはじめ、吹き出物が出始めます。その後、日を追うごとに症状がひどくなる感じです。微熱、だるさ、吹き出物に加え、頭痛、胸のハリが出てきて、吹き出物は頭皮にも出てきます。胸は子供に抱っこをせがまれても出来ないくらい張って痛くなります。
あととにかく眠気がすごすぎて、異常なほどです。理性でどうにかなるレベルでもなく夕方になると意識が遠のいてしまうほどです。
また、気持ちの面でもかなり落ち込みが激しくなります。
普段気にならない些細なことで悩んで眠れなくなったり、涙もろくなったり、カッとなることも増えます。
ヒステリックにも・・・
最近病院で相談したら躁鬱薬を出されました。それを飲んだから軽減するというわけでもなく、今はとりあえずPMSとうまく付き合う方法を毎月模索している感じです。
今回は身近にいるPMSに苦しむ女の子たちのリアルな体験談をお届けしましたが、きっとこれを読んでいる女性のみなさんも、うんうん、と頷く症状があるんじゃないでしょうか。
わたしも、話を聞きながらわかるわかる!って何度もうなずきました。
ほんと辛いんですよね、PMS。
男性の皆さんにはなかなか理解できないPMSの症状だと思いますが、生理前の女の子はこんな症状に悩んでるというのを少し頭に入れておくだけで、彼女や奥さんに対しても寛容に対応できるかもしれませんね。

PMSの時期は別れの危機とは昔からよく言われていますよね。
すぐ「別れたい」って言っちゃう彼女の気持ちもよーくわかります、私も過去に経験あります。
PMSの時期って、攻撃的な言葉や極端な結論を出しがちなのでお付き合い中のカップルは要注意です!